施設外玄関帳場の初申請

こんばんは。

JPRESERVEの宮本です。夏もあっという間に終わり、もうすぐ秋ですね。残暑も厳しい京都ですが、年に2度の大閑散期の9月がやって参ります。当社の施設も立地が悪い所は現在の稼働率が50%程度になるなど、かなり苦戦も強いられています。ホテルも山のようにOPENし、宿泊施設の枯渇が無ければこんなにも民泊は弱いのかと実感します。しかし、この状況でも稼働率が100%を維持し、単価も高い施設は、なんというかこれまで頑張ってきた伝統が染みついたゲストに愛される施設は相変わらず家族に大人気です。ありがたいお話しですね。時間をかけて丁寧に丁寧に頑張れば、旅館のように利用者が維持してくれるということは民泊でも起こるんですね。

さて、当社では、6月頃から施設外玄関帳場の条例がオーソライズされる前より、宿泊施設の中心地に5分、10分で行くことが出来る路面店としてのチェックインカウンターを設けたいと考えておりました。くしくも新条例がオーソライズされ、小規模宿泊施設外玄関帳場としての利用へシフトしました。

8月からOPENし、まだ、施設外玄関帳場として許認可も無いですが、オペレーションをじっくり煮詰めておりました。体制も慣れ、旧条例のお客様はこのように対応する、新条例はこのように対応していくなどのスキームもスタッフに定着しつつあり。まずまず準備は完了というところです。

実はもっと早くに簡易宿泊所+施設外玄関帳場の本申請を出す予定でしたが、すぐに出せる施設が地震と台風の影響で工事担当者が他の物件の緊急対応に追われ、そしてこの酷暑で体調を悪くされて、大幅な工事遅延が生じました。そのほかにも学校照会で1か月ほど必要な施設もあり、なかなか本申請まではたどり着けませんでした。

●色々ありましたが、簡易宿泊所+施設外玄関帳場当社第1号が9月10日に本申請に提出です。その後、続々と提出する予定で、今年は11月までに7施設を既に予定しています。

それにしても、史上最高の分厚さです。2センチ位はあるでしょうか。

これは当社も大変苦労しましたが、行政の方にも細かな指導を頂き、忙しい中にも関わらずありがたい話しです。

 

◆監視モニター試運転

 

夜間のテストを兼ねてスタッフとともに実験しましたが、心霊写真のような映像が撮れ、社内は大爆笑でした。

 

◆夏の京都の風物詩「地蔵盆」の思い出。

今でも町内会単位で子供たちの無病息災を願う、地蔵盆が京都では根強く行われいます。

当社の本社の近くの深草川久保町では、東高瀬川の一斉草刈りを盛大に行い、2日にかけてのお祭りの準備です。

しかし、龍谷大学の学生は30名ほど来ていましたし、京都市建設局の局員さんまで草刈りに来ていました。

特に後者はどうやって動員したんでしょうか。しかも鎌の扱いが皆さんうまい!どうして!?

当社もここの地蔵盆だけでなく、今年は西九条の池ノ内町(私の子供も外孫として参加させて頂きました)にも混ぜて頂きました。

色々と続いた町内会の行事も、今年の夜回りを除いて来年までは一旦お休み。

沢山汗をかいた夏の思い出ですね。

 

こんなに近代化した日本で、京都だって田舎ではありません。それでもこの町内会の活動が続くのは京都らしさというべきところでしょうか。

伝統文化も有名ですが、もっと凄いのが町内会です。

私は大阪の泉州出身で、だんじりも曳いていたのですが、町をあげて地域のコミュニティーや祭礼を皆で努力を惜しまず維持する姿がありました。

それでもかなり局所的です。

 

それが全域で見られるのは京都だけだと思います。

 

それではまた。