年越し緊急対応

皆さん

新年あけましておめでとうございます。

JPRESERVEの宮本です。

昨年もそうですが、年末年始が近づくと、いつもは起こらないとんでもないトラブルが起こります。昨年は給湯器ダウンの施設だったかな・・・。

今年は、大晦日に北海道からのフライトで来るカップルのお客様が、彼女の体調が著しく悪い!!!助けて!という内容。高熱、嘔吐、全身の痛み、腹痛、頭痛が激しい。。。

いつもこういうトラブルが発生するときに決まって勤務している王くん「ほんま今年の最後も王くんとトラブルの対応するって、なんか、宿命やね」とぶつぶつ言いながら、武田病院に話しを通し(武田病院は凄い!)お客様の到着を車で待ちかまえていました。診察室に私と王君が一緒に入り、カーテン越しに診察を受ける彼女の通訳(私は難しい医療用語をやさしい日本語か英語に直す役目)。結果ウィルス性の胃腸炎で、お薬を処方してもらい、チェックインする京都の民泊に送り届けました。

しかし、カップルの男性が使ったお金は本当にすごい金額です。緊急を要するので、関空から白タクをチャーター

(決済はWechatPayとかでしてるんでしょうがすぐに専用白タクが来てくれるようです。ある意味、日本のタクシーより凄いですね・・・どんなネットワークしてるんでしょうか。僕も例えば海外に行って、日本語がしゃべれるドライバーが簡単にアプリから呼べて、適正な価格だったら、そりゃ呼びますよね。だって、現地タクシーの運転手って不安ですもんね。彼女が急病なら余計なトラブルも増やしたくない。特に年末年始の個人タクシードライバーで癖の悪い方にあたったら恐喝みたいなもんですもんね。経験あります。そして最近、白タクのドライバーは、非常にマナーが良くて、聡明な人が多い!脱線しました・・・違法やから辞めましょう!)

そして、約1時間の診察の末、超高額な医療費、薬代、総額で2万円以上です。そして私達へも謝礼としてチップを1万円。。。。お金をこんなに頂くつもりは無いということで、王君の時間外残業費用が出ればいいから、正式に旅費として請求させて欲しい!領収書を出させてほしいと繰り返し言ったのですが、中国人は一度出したお金はひっこめません。どうしよぅ・・・・

こんなにお金を頂いたのに感謝されたことは生まれて初めてで、何よりも、彼氏の彼女をどんな状況であっても大切にしたいという気持ちが伝わって。。。送り届けた後、車の中で新年を迎えましたが、本当に色々と考えさせられました。宿泊施設に帰る前にコンビニに寄ってあげたんですが、レジ横の揚げ物を買い占め。「おいおい、いいの?」「彼女が食べたいから、ゆっくり食べさせてあげる」。。。ゆっくり咀嚼することと、お薬を飲むタイミング、水分などについてことこまかに注意し、お見送りしました。大切な人を助けるにはどんな負担も顧みない、凄い彼氏像を見せつけてくれました。タバコも吸うらしいのですが、3時間位ひと時も彼女の気持ちをやわらげ、平然とにこにこしていました。。。。どうかお幸せに!

今年もトラブル対応のJPRESERVE、身近な旅先でのパートナーJPRESERVEらしく終わって、そして、始まった次第です(笑)

その他、年末・年始は色んな代行会社さん管理会社さんがお休みするので、当社の施設外玄関帳場や、電話にはヘルプが沢山。。。オーナーに連絡が取れないから鍵が空けれないだの、部屋が汚いしエアコンもつぶれてどうしたらいいかだの、あげくには警察の方から他の宿泊施設の前で御高齢の方がいるんだけど、ご予約されているかどうかわかりますかと深夜2時にかかってくる。全く関係の無いキーボックスの番号も覚えてしまいましたし、家の間取りや、何が有るとか案内できるようになってきました(笑)

 

近所の方からおせちの差し入れと炊き立てご飯の差し入れを正月早々してくれました。ほとほと疲れていたのもあって泣く程美味しかったです。本当はもっと沢山おせちがあったんですが、勿体なくて昼の部に避けておいたもの。ボウダラが本気です。こんなしみわたるおせちを食べたのも生まれて初めて。

どうか皆様、今年もよろしくお願致します。

 

それと、中国人IN日本マーケットによると、医療行為の際の通訳は1、2時間で5万円以上・・・一体どんなマーケットが日本という品質を利用する為に、言語の壁で商取引されているのでしょう。。。

私が子供の頃って、英語ができるだけでステータスだったし実利もすごかったように思えます。しかし今は、相手が英語が話せればほっと一安心。全然コミュニケーションできる。。。中国語オンリーだとやっぱり身構えます。。。この感触が私の子供の頃と同じものだとすると、世界を席巻する中国を真剣に見てビジネスチャンスにしないと、10年先はもっとガラッと世界が変わっているのは間違いないんだろうなと思いました。第2外国語は中国語なんて国はもっと増えるでしょうね。

当社は来る人に地域のことをわかってもらってマナー良く滞在してもらう!これしかないんですがね(笑)。Chinaマーケットはもっと私達の予想を超える勢いで、言葉の壁を超えるだけで、個人でも十二分に戦えるレベルで、今は、動いていると実感した次第でした。

皆さん、このチャンスをものにできるかどうかですよ~。

 

それではまた。