もはや異次元のマナー啓発 これは無理やろ

こんばんは。

台風が良い意味で期待外れだったので、安堵と、去年の大惨事に凍りつくことなく安全に過ごすことができました。本当に良かった・・・去年はというと、台風の中でも海外旅行のゲストは絶対来ますので、もう仕方ない。突風で車がスライドしようが、キャリーバックを運んで目の前に屋根落ちてこようが、「おたくのアンテナ、うちの窓に刺さってきたで」とか、始発の新幹線ひかりに乗ったお客様が朝の4時に京都駅に到着したり・・・ほんとに悪夢のような一日を乗り越えなければならなかった・・・・だったことを覚えています(笑)。今回のように対策しすぎでいいんだと思います。

台風どこいった?ってスタッフからクレームが出るくらいでちょうど良いと思います(笑)  本当に何もなくてよかった。

ところで、各方面からここまでする?と言われ、行政からも、JPさんこれは完全に法令通りですが、私たちはここまで指導しません。と、言われた。京都市の闇「ゴミの分別」。特に、廃プラと燃えるゴミの行きつく先がおんなじ(処分方法基本おんなじ)という意味不明な事業ごみの分別なんですが、当方、徹底的にやってます。いつか、本当の意味で行政が追いつくのを信じて。

下記をご覧くと、コンビニやスーパーで購入した食品にくっついているプラスチックを当社は「洗って分別」させることを求めています。皆さん、こんなことできないでしょう。ええ、日本人のお客様に説明するとキレられます。あほか!って話ですもんね。

 

でも、発展途上国に廃プラスチック輸出して、現地の人たちの仕事になっていましたが、中国だってそんな仕事をする人は減っていますし(所得自体が日本人より高いなんて当たり前)将来的には自国で処理する方向に持っていくしかないんですよね。リサイクルするか、アメリカ等のように高熱焼却炉を持つかです。日本はますます貧乏になりますし、観光で食ってくんだったら、どういう風に情勢が変わるかを予想し、私は完全分別が必要な方にベットしたわけです。ゴミ減推進課さんにも「ここまでパーフェクトにしているところは無いです」と言われましたが、法令守っているだけなんですがね。はよ、追いついて欲しいです。ほんま。ここまでしている事業者って外資の靴の会社とか、意識高い系の会社だけですもんね。まあ、まずは公共機関のビルにゴミ箱の数が6個か7個くらい無いんだし、やる気持ちないんやろなぁって思ってしまいます。というか、できないんでしょう。まあ、この愚痴はどうでも良いこととして、

 

果たして、海外旅行者がこれを守るか?ということです。

 

結果、80%の旅行者が、分別には仕上げの分別(カップラーメン容器に紙とプラがあるのを分けたりすること)が必要ですが、間違いなく、ゴミをキレイに洗って分別をしてくれます。

当社の来客の8割を占めるのが中国のお客様ですが、最近、上海でも4種分別(汚れたゴミ、リサイクル、衣服紙類、粗大ごみ だったかな)がスタートし、中国の皆さまも震撼しております。それに後押しさる形もあってか最近では、このゴミの分別に対して好意的な意見が寄せられることが非常に多いです。

「ここまで進んだ分別をするのは素晴らしいことだ。」「非常に勉強になる社会経験だ、自国に持ち帰って、みんなに言ってやる」などなど、問い合わせには「これはどの種類のゴミですか」なんかも当社の滞在中の問い合わせが多いです。驚きです。

 

我々、日本人は、どこまでいっても「旅の恥は掻き捨て」の感覚を持っているから、そう感じてしまうんですよね。

「旅の恥は掻き捨て」 これは日本が世界に誇る感覚ですよ。

 

は!?・・・くどくどと、また本題と関係ないことを。。。

 

とういうことで、本題と大きくずれましたが、これに気をよくしたJPRESERVEは続いて「おさほう」に手を出すことと致しました。これはほんま我ながら、行き過ぎていると思います・・・・

今度OPENする施設が、いわゆる路地(一応法令上道路です・・。え!これが再建築可の道路なんですか!っていう道路は京都に五万とあります)なんですね。こういうところに住むと、近所づきあいは必須で、深い仲にならずとも、「袖、擦りあってしまうので、お互いのために、適度な距離と、相手に気を遣わせない最低限のコミュニケーション」が必須になるわけですよ。京都の人ならわかるこの感覚。

そうです、

すれ違う時に軽く顎を引く程度で、目を合わせず、「・・・ん…にちわぁ」と言う、私たちもなんていっていいかわかりませんが  あれですよ。 そう、 すれ違いざまの会釈!

 

これを教えようというんです。我ながら頭おかしいんじゃないのと思いますが。

ゴミの分別できるなら・・・

近所の住民さんがどんな反応を示すのか。今からドキドキですね。

でも、こんな京都独特のローカルなことを皆知りたいと思っていると感じるんですよね。ひしひしと・・・

 

中国のお客さんは、なぜ民泊が好きか。中国では家と言えばマンションや団地なんです。2F建てで家族と共有できる空間そのものの有り方が日本であって、それを楽しみに来ているんです。

そんな心を感じれば彼らにとってはすべてが貴重な体験になるんですよね。。。

皆さん、もっと彼らの心に触れてみませんか。国の経済成長によって主義思想を薄められ納得させられ、道徳的な事に目をつぶらされて、そして家族の為に頑張って。。。大切な家族と一緒にせめて楽しみに日本に来る。

そんな彼らが起こしている迷惑行為は我々が引き起こしているということに気づくはず。

なぜなら、彼らは真っ白で、純粋なんです。

時々、どうしようもないのはいますがね(笑)

中国の人達が「日本の家」と言えば、ドラえもんに出てくるのび太の家なんだとか。

 

はい、というわけで

台風がたいしたことが無かったから、たくさん書けている?その通りです!

 

それではまた!

台風接近 今年も来てくれるんですね。

今年も台風のシーズンが到来・・・。

本日のチェックイン9件、明日はチェックインとアウトがともに5件。特に15日は一日中台風通過の予想です。

全員無事にチェックインさせ、そして京都駅などの安全な場所へ送り出す体制を用意しなければなりません。本日の9組のお客様は予定をキャンセル頂き、夕方頃までには宿に来て頂くことを御依頼し、調整を頂いています。

清掃もお客様対応部門もスタッフ皆さんには状況に合わせてタクシーでなんとか来てもらい、全員の安全に留意しながら進めて行きたいと思います。

昨年の台風の際には予想も出来ない停電などもあり、暑い中、小さいお子様がいる状況を抱えたりと本当に大変でした。事務所が停電せずにいたため色々なコントロールができましたが、昨年の台風の時は本当に危なかったです。

民泊は災害時に弱く、トラブルが有った時には一括で指示系統が保てません、拠点が離れているために全て個別対応。災害時の対応は自分で対処するみたいなことを多くの民泊ではされていますが、どだい、難しいですよね。今夜と明日に備え、準備開始です。